君はノンフィクション

来世もオタクがいい

コンクリートなんかかち割ってしまえよ

サマステ公演、千秋楽おめでとうございます!

私のサマステは一足先に先週で終わってしまいました。
去年、軽い気持ちで行ったEXシアターからあっという間に一年。
その時の自分から想像もできないところに、HiHi Jetsは私を連れてきてくれた。
去年1人で入ったEXシアターには、あれからHiHi Jetsを通じてできた友人や、私の話を聴いて、興味を持ってくれた友達が一緒に入ってくれた。

ありがたいことに昨年のサマステからHiHi Jetsの現場には何回か行くことができて、その度にやっぱりHiHi Jetsというグループ最高だな!大好きだな!という気持ちでいっぱいになっていたけれど、去年のサマステはやっぱり自分にとって特別だった。

EXシアターの狭いステージを猛スピードで駆け抜けるHiHi Jets、ファンサする優しい眼差しの猪狩さんの横顔、バルコ下から見上げて一瞬で恋に落ちた逆光の作間くん。
それぞれが目に焼き付いていたからだ。

正直今年のサマステを観るのがすごく楽しみな反面、怖くもあった。それくらい、あの夏が自分の人生を変えていたから。


まあ結果から言えば、今年の夏、一生で一番楽しい夏を更新しました!ギャルの夏休みの感想?以下脳直です!



HiHi JetsさんのコンサートがHiHi Jetsから始まるの最高すぎないですか?最高なんですけども…。
HiHi Jetsのことを好きになってやっと1年、ステージ上で行われるパフォーマンスが猛スピードの上、超回転で同時多発的に起こるので、何が起こってるのかわからない(わかる)のに慣れてきたかな、と思っていたのですが、やっぱ何度観ても慣れてなかったなと思いました。

まずもういきなり客席に向かってバンクが来たので。もうそれで一回よくわからなくなるの最高なんだよな。なんかもうこれ吊り橋効果じゃん。好きになっちゃうじゃん。もう好きですけど。

Fire!!の橋本涼がいきなりえちえちピンクライトで現れるのほんと何?イントロ即最高になってしまう。

あと今年の本懐おいでSunshine!ですよ。メロが特に爽やかで最初つかみどころない曲だなとすら思っていたんですが、刹那的に「今」だけじゃなく「未来」も地続きに感じさせてくれる歌詞なのが嬉しかったな。C&Rが謳歌!な曲はそもそも最高。

あと前半で個人的に好きだったのが、7MEN侍→橋本涼→Garryのイベンターが狂った対バンの流れです。

矢花くんが千秋楽でいかに安全にダイブするかを考えながらこの1週間労働してる。りんねちゃんに手伝ってもらう…?のが一番安全だと思う。
あと9mm Parabellum Bulletの滝さんを思い出すほど暴れる矢花くんの脇でシレッとギター弾くこんぴ、綺麗だよ…。こんぴ、めっちゃ綺麗だよ…。
元高くんのラップ癖になるからアイランドTVにラップ動画欲しい。あと大光くんはチャイナの角度がどんどんヤバくなって行きそうなドラムで好きです。

あとはこのブチ上げのSAMURAIの後に、しっとりシンガーソングライターRYOのソロが始まるの流れがヤバイ。なんかしらんけど曲中橋本涼の後輩の人格生まれて、あの瞬間橋本涼さんのこと「涼先輩」って呼んでる。橋本涼の好きなタイプ、「年上、後輩」ってそういうことなのかな。
最後のカットが日が経つごとにどんどん露出とシチュエーションがやばくなっていたのも橋本涼最高音頭でした。そういえば作間くん、カメラ見つかった?



ところで、フォロワーからの私の認識はほとんど"作間くんにガチ恋してる人"だと思う。
それも誤りではないけれど、やっぱり"自担"は猪狩蒼弥なんだよな、としみじみ実感した。

自分にとっての自担は、理論ではなく腑に落ちる、という存在で、猪狩蒼弥を知ってから、答え合わせのようにパフォーマンスやしゃべりや、ダンスの癖や、語彙や、表情や書く詞のありとあらゆる角度から「この人、私の自担だなあ」という気持ちにさせてくれる。

別に好きなアイドルなんて優劣もないし、人と比べるような事ではないけれど、猪狩蒼弥のソロの"Fence"を初めて観た瞬間、確かに私は「勝った」と思った。
300人いると言われるジャニーズJr.の中で、自分が1人のアイドルを勝手に"選んで"、そのアイドルがあの曲をあの世界観でやってくれたこと。
宝くじを当てたとか、万馬券を当てたような、ギャンブルに勝ったような気持ちになってしまった。

ネタバレ禁止の箝口令が敷かれ、ありとあらゆる歴戦のオタクが集う中でも「誰の曲かわからない…」と困惑され、「自作なのでは…」と囁かれた末の「作詞作曲猪狩蒼弥です」は、万馬券ですよ。心の。作曲も!?

オーケン椎名林檎鳥肌実を通ったオタクなので、本当にたまらなかった。
あの曲調で三揃いのスーツを衣装に選んでくるセンスや、美しい骨格が際立つ角度で歌う狡さが、やっぱり好きで、作るものがすきだとやっぱ目が離せなるから怖いとすら思った。
あとサウンドも好きで…家で重めにイコライザ弄って聴きたいサウンドだった。
あと曲中猪狩蒼弥さんが矢花くんに摑みかかる演出有るんですけど、2人ともタイプの違う骨格美しい人なのでめっちゃそこクゥーーーーってなる。

あとどのくらいまで意図してるのかしてないのかだけど、猪狩蒼弥さんのメンバーカラー緑じゃないですか。
ステージのライティングもグリーンだし、ペンラも自ずとグリーンで会場染まるわけで、その中でアクセントで赤い文字が映されると、補色の効果も相まって、非常にアシッドな雰囲気が出て興奮しました。
野獣死すべしとか、昔の日本映画ぽさを感じるライティングでもあって、そういう背景を勝手につけたくなる演出でした。Fence、もう一回生きてるうちに見たい あの演出で見たいよ…。



まあ猪狩担がFenceで死んでる次にSugarがくるんですけど。My Sugar間くん、夜道の猫みたいな目をしてて好き。指のリズムの取り方がいい。普段から作間くん足3mあるのに、Sugarの時なんか8mある。
Sugarみじゅきの「悔しいくらい上手に笑う」というパートすごく好きで、みじゅきのオタクの命の心配をしてしまう。心の中でいつも「みじゅきのオタク殿ーーーっ!?大丈夫でござるかーーーー!?」って呼びかけている。
なにもかも幻間くん、嘯く間くん。作間くんと「嘯く」って単語の相性良すぎて記憶飛ぶ。
あとSugarに限らずなんですが、髙橋優斗さんの歌う時の表情、表現力がめっちゃ上がっていってるなと感じました。一曲の中でもいろんな表情で一本調子にならない緩急を、表情でつけていっているのが印象的だった。


Christmas morningの演出めっちゃ好きなんですよね。ダフトパンクHiHi Jetsで。
各々のダンスの癖がわかりやすく出る曲だなと思いました。猪狩蒼弥の拍の取り方が好きなんだよなあ、BBACお。
あとChristmas morningからYellow Goldの繋ぎ方、緩急がカッコいい。
矢花くんのギターソロに繋げるの好き。あそこの矢花くんもかっこいいし、バチで矢花くんの方指すJetsも好き。

みんなお馴染み太鼓のYellow Goldだけども、ドーム公演で結構他担がザワついてたのが印象的だった。我々太鼓のYellow Goldに慣れてしまっていた…?
でも太鼓にもキャスターつけてローラーやりながら太鼓叩くの、知恵の勝利の演出で好きです。
Yellow Goldとかのあのブルー系のライトの中でラップする猪狩蒼弥めっちゃ好き…アイランドの猪狩ラップカッコ良かったな…。
余談ですが杖持ってスケボー乗ってる7MEN侍、目が合うと戦闘が始まる感じだよね。


そしてOne Kiss。猪狩担としてまずOne Kissの繋ぎでスーパー猪狩蒼弥タイムがあるのが最高です。自担が速すぎる瞬間が一番猪狩蒼弥のオタクやってて楽しい瞬間かもしれない。うそ、他にも色々あるわ。
ダンスとかもわりとゴリゴリオラオラするタイプだけど、猪狩さんの手の表現ってすごく優美な印象を受けるので、こういう振りの猪狩さん一公演で必ず一回は観たいな。First Loveの時の猪狩さんすごい綺麗だった。

One Kissは特に私猪狩さんのダンスが好きだな…と実感できる曲。
好きな音楽って自分の身体の水が揺れるのが気持ちよく感じる。人間の身体がやっぱり水で出来てることを自覚する。
One Kissでは猪狩さんの身体のでどういう風に音楽が流れてるのか、身体の中の水がどういう風に揺れているのかというのが可視化できるような気がして、頭のてっぺんから、指先、つま先隅々まで音楽が流れてるダンスをしてるのが分かる。
ダンスに関しては門外漢だけど、感覚的にそう思わせてくれる猪狩さんのパフォーマンスがすごく好きだな。
なので何かしらでOne Kissの猪狩さん観る方は全身引きで観てほしいな、と思います。

あとなんか書こうと思ってたことの箇条書きにあったから脈絡なくそのまま残すんですが、約束を交わそうの小指立ててる橋本涼さんセクシー過ぎない?動揺した。


セトリ禁は重々承知していたんですが、GULITYのイントロ流れた瞬間「なんで誰もGULITYのこと教えてくれなかったの!?」ってなりました。
そもそもHiHi Jetsと7MEN侍が出てくる時点でステージ上に好きな男しかいないんですが、GULITY選抜そこからさらに好きな男しかいなくて、好きな男が揃いも揃って不倫の歌歌うので狂うかと思った。
自分のパートじゃない時の猪狩蒼弥のダンスすごくセクシーだったのと、衣装がベストだった猪狩さんと作間くんがバーテンにしか見えなくて…。付き合っちゃいけない3Bのうちの1つのバーテンに見えた…。勝手にGULITYの猪狩さんのこと「オーナー」って呼んでた。心の中で。GULITYの作間くん足が長すぎたし、作間くんと結婚してるのに作間くんと不倫してるという謎の現象が起きた。
あとGULITYのこんぴの美しさ、GULITYでした。GULITY選抜の中で、一番GULITYみの強い美しさだった。
あと矢花くんがクラプトンみたいな顔でギター弾いてた。






あの…新郎のサプライズの話していいですか?
この曲だけエントリー分けようかなとすら思ったけど、次から次へとこちらの感情の起伏を考えず畳み掛けてくるのがHiHi Jetsが最高である所以なので…。

そもそも、私のサマステ初めが8/5の昼公演。勘の良い方ならお分かりになると思いますが、作間くんが前髪ご開帳してきた公演です。登場直後に一緒に入った友人が「えっ?顔合わせ?」って言ってきた。

作間くんが出てくる。デコ出しの結婚が強い髪型で。歌う。えっ、私の好きなHey!Say!JUMPのRomeo & Julietじゃん。僕たち 作間&作間♪………僕たち 作間&作間⁉︎

僕たち!?

後ろに作間くんのうちわ持った7MEN侍がおどけながら出てくる。新郎友人⁉︎

初日、自分がいたのがたまたまドセンの位置でした。
行った方なら想像つくと思いますが、強すぎる。結婚力が強すぎて体が破裂するかと思った。
その後何回観ても慣れないままでしたが、連番した友人や、たまたま近くで見ていた友人がやたら作間くんのソロ中私の顔を見てくるのがマジで勘弁して欲しかった。何回観ても照れてニヤニヤしまってた。慣れない。なんかもうこれ逆にホームビデオ画質で映像残して欲しい。
おそらく、これもし少クラとかで映像化されたとしてもあそこまで"結婚"ではないと思うので、本当にコンサートってやっぱり生き物だな、と思った。貴重なKekkon Exprienceでした。



最後の曲の前に、髙橋優斗さんから挨拶があった。HiHi Jetsの"伝説のグループになる"という目標、途方もない夢のようだけど、私はHiHi Jetsの無茶苦茶なようで着実な仕事ぶりが好きで。

HiHi Jetsの若さをエモとして消費したくないな、と好きになった時からずっと思っている。
16歳の夏だって、10代最後の夏だって、28歳の夏だって、40歳の夏だって、当たり前だけど全部が全部一度きりだ。
去年と比べてもHiHi Jetsを取り巻く環境は、外野でしかないオタクから見ても随分変わったし、未来がどうなるかなんて誰もわからない。
けれどもHiHi Jetsが見たい未来、見せたい未来を信じていきたいな。

Eyes of the Future、一見すごく爽やかでジャニーズらしい曲調だけれど、今っぽいギミックの効いた曲で、すごくそれがHiHi Jetsらしいなと思った。サラッと王道のようで、シレッと個性を出してくる。HiHi Jetsの"らしさ"自体も、まだまだ開拓中なんだろうけど、初めて聴いた時に"らしいな"と思えたのがなんだかくすぐったかった。



サマステ期間中の伝記の中で、猪狩さんが猪狩担全員メロるブログを更新した。
有料ブログなので詳細は差し控えるけれど、この人たちを好きになって良かったな、と心の底から思った。

私は私のためにオタクをやっていて、それ以上でも以下でもないと思っている。
それでもエゴとして、自分の好きなアイドルが、「アイドルやってて良かったな、楽しいな」と思ってて欲しいなと願ってしまう。
件の猪狩さんのブログに、その片鱗というか、気持ちを重ねてしまった。
HiHi Jetsのオタクとして勝手に幸せになるので、HiHi Jets思うままに生きて欲しい。






最後に偉大な先輩の一言を紹介します。

「夏の終わりは自分で決める」 by高木雄也